無料ブログ利用時の落とし穴

ビジネスブログに無料のブログサービスを使う事。これはいい事、悪い事?

答えは「Yes:OK」です。
ただし利用する事はいい事でも、利用の仕方、つまり記事の内容に良い事と悪い事があります。また、ここにはデザインカスタマイズや広告非表示など、少しのコストをかけるかかけないかという問題も生じます。
私の考えとしては、「無料は無料であるべき」と言っています。無料にコストをかけて運営するよりは、無料には手間をかけて運営する方が得策と言えるからです。
コストをかけるなら有料を使うべきです。動作、規制、サポートが安定しています。そして何より長く安心して使う事ができます。無料サービスは、運営方針の転換、カスタマイズデザインの廃止等、いつ何時どのようなサービス変更があるか分かりません。

運営面を考えると、新企画や広告を掲載していく場合、ブログを使って発信するという事は王道と言える手段です。
ここで限定的とはいえ「無料企画」を掲載したとします。無料ブログを使って発信している場合、それ自体の経費は0円ですが企画を行う事によりマイナスとなります。
経営者としては、この無料企画からリターンを狙ってプラスにする事を考えますが、経費をかけずに無料企画を発信した場合、おそらくリターンは少ないと思われます。

そこには「無料から無料の発信をすれば無料で終わる」という図式が多いからです。
無料で終わる・・すなわちリターンで取り返せないマイナスとなる。これが多くのパターンになります。
では必ずマイナスになってしまうのか。

「無料を使ったから」という理由ではなく、無料企画の発信方法に工夫が必要です。リターンを獲得できる確立を予測したターゲットを絞る事です。
無料慣れしているユーザーに無料企画を発信すれば、有料になる手前で逃げるのは目に見えている結果です。そこで有料サービスでもしっかりと「顧客になるターゲットを絞る」という方法でアプローチする事を考えてみる必要があります。

出発は無料でも企画に賛同させるのは、より確率の高いユーザーに絞り込む。これは方法次第で可能です。Webの利用方法は多様性がありますので、まずはターゲットの絞り込みと企画に使えるマイナスの額を試算し、何人のリターンでプラスに出来るのかが重要です。
一度の企画でペイ出来ない場合でも、何度繰り返すのか、一度目と二度目の違いは、などなど、短期・中期・長期の予測も必要です。
またSNSを使った企画や運営方法などは、当事業所でも有料のサポートとしています。有料には有料の価値があるという事です。

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