業務にSNSを取り入れる

クライアント様にも提案議題である「SNSの導入方法」について考えてみます。
私は業務上で、ブログ、Facebook、twitterを利用しています。それぞれに個性があり、使い方によっては大きな戦力になります。
もちろん公式サイトには様々な情報を掲載していますが、リアルタイム、そして双方向のコミュニティには使いづらいものです。CGI等を利用して、動的にホームページを動かす事もできますが、ブログやSNSのコミュニティには及びません。

「公式サイトとSNSの特性を絡ませる」
公式サイトとは静的な情報発信、つまりカタログのようにある程度変動性のない確立した情報を詳細まで掘り下げて提示していく媒体です。
一方SNSは動的双方向のツールです。お客様とのコミュニケーション、時系列に変化するリアルタイム性の情報、口コミや共通話題としての情報拡散能力を得意とする媒体です。
近年のホームページ運営とは、この違った特性を持つWeb媒体をどのように絡ませていくのかが焦点になっていきます。

しかし一言で「こうすればいい」という提案はできません。なぜなら業種によって、また操作する人によって、その方法は無限に広がっていくからです。
「私ならこうする」という提案はできますが、双方向のSNSというものは製作業者が行うのではなく、サイトを使ってお客様と直接交流する会社のスタッフが行うものです。業者は設置する事しかできません。

では、慣れないスタッフさんにどのように管理してもらうのがいいのか。ある程度プライベートで使い込んでいただかないと難しいかもしれません。「仕事だから」という理由だけでは、SNSの楽しさや便利さは分かりません。
私も導入する際には、ビジネスに伸びるプライベートの使い方から研究を始めました。単に趣味だけに使っても良かったのですが、「もし自分がビジネスで利用するなら」という前提の下で始める方が断然効率が良かったからです。

ある程度使ってみて得た答えは、積極的に自分から交流しに行かなければ、その先の双方向の賑わいは生まれないという事です。もし会社にある程度のネームブランドがあるならば別ですが、一般的に普通の会社であれば自分から発信していかなければいけません。
その発信方法は業種によって変わる部分もありますが、ある程度の戦略も踏まえて交流の幅を広げていくと効果が高まります。

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