サイト製作にFlashは取り入れるべきか

漠然と聞かれる事も多い「Flashの導入」ですが、まずはFlashを導入する意図を考えていく必要があります。
 ・動きのある映像を通して、目を向けやすくする
 ・デザイン性の向上(オリジナリティ)
 ・他のサイトと差別化を図る

上記のような説明を製作業者からされて、サイト内にFlashを取り入れて製作された方も多いのではと思います。
一概に間違いではありませんが、上記のような理論は数年前(Flashが出始めた頃)の営業戦略だと考えます。
現状では大半のブラウザでプラグイン機能が付いていて、閲覧に問題が少ないとされていますが、一部のモバイル端末では再生できなかったり「問題の多いIE6」で閲覧した場合、動きが止まったり全てが表示されなかったりしています。
そのIE6ですが、WinXPのデフォルトブラウザ(初期設定)であり、今もなお使用しているユーザーが2割程度は残っています。

私はお客様にFlashの導入を依頼されても使用していません。それは製作費に負担をかける事と、一度製作した物はあまり変更しない事、そして全てのブラウザに対応しにくい事が理由です。
映像のインパクトで目を引くのは初回訪問時だけで、二度目からは大半の方が見ないでしょう。トップページの一部に挿入している場合も同じです。
変更にはまた数万円という作業料が発生し、その効果はどれほども物なのでしょうか。そのように考えると、「Flashを入れて差別化を・・」という営業は出来かねます。
ではなぜ業者は勧める事が多いのでしょうか。
 ・作業量を増やす事で儲けが出る
 ・自社のデザイン力(技術力)のアピール
 ・製作実績の蓄積

私にはこれぐらいしか思い付きません。中でもデザイン力のアピールは悪くないと思います。デザイン性を必要とする業種には必要と思いますし、自社に儲けが出るだけでなくクライアント様にも儲けが出れば良いのです。

Flash導入は「必要か必要でないか」ではなく、サイト運営自体に「効果が出るか出ないか」が判断基準になるのだと思います。
仮にFlashの製作相場と言われる価格3~5万円を通常のページに換算すると、約3~10ページ分に相当しますね。
当事業所の相場ですと、Flashは外注する事が多いので、安くても3万円とします。通常ページは、1ページ5千円なので6ページ分に相当します。私はいつもクライアント様に「トップページに動きをちょっと入れるだけよりも、情報を6ページ増やしませんか」と提案しています。画像を変えていくだけなら、Javascriptライブラリである「jQuery」で対応させてもいいのではないかと思いますから。

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