以前は「相互リンク」という行為がSEO観点から見て重要と言われていました。現在はそのプロセスに重きを置いているのは「Google ページランク」でしょうか。

この「ページランク」というものを、ページのランク付けだと思って必死で上昇させようとしている方もおられます。
しかし、実はこれ、ページのランク付けではなく「ラリー・ページ」という方が考え出した物をGoogleが採用しているだけです。
その考え方は【リンク先には重要な要素がある場合が多い】という物なのです。

リンクは＜A＞タグで指定するわけですが、その指定先と関連性がある事が重要です。単にトップページからの外部リンクを増やして、いかにも多くのサイトと関係を持っていますという演出は、リンクスパムとして検索順位を大きく下げてしまうリスクもあります。
またリンクには、外部リンクと共に考えるべき点として「内部リンク」もあります。リンク切れは基本的に致命的なミスですが、その他にも記事の関連性、順序だてたエスコートが出来ているか、リンクボタン等は分かりやすいか、などを注意しなければいけません。

私もたまにチェックミスがありますが、サイト構造を変更した際に内部リンク切れを起こす事があります。もちろん三重チェックぐらいはするようにしていますけど・・。
お客様に指摘されてからでは遅いので、チェックは十分行ってからアップするようにしましょう。

トップページからの外部リンクですが、せいぜい30個程度までで抑えておく方がいいですね。広告収入でアフィリエイト的なページにしている場合は、配置や記事（バナー）単価を考慮して、リンクスパムにならない程度に対策してはどうでしょうか。