フレームを使ったホームページ

HTML4.0までは「フレーム」を使用したHPがありました。サイドメニューと本体部分を分けて作成しているパターンです。HTML4.01にもFramesetというDOCTYPEで宣言可能ですが、あまり推奨されている作り方ではありません。

「フレームを使用したデメリット」
例えばメニューを左に本体を右にセットした場合、右部分の内容は変わっても基本ソースは全てindexのフレームのままです。
内部で「index」が右部分に表示するソースとして、それぞれの本体を読み込んでいるだけで、ページ自体が内部リンクされて反映されているわけではありません。ですから、閲覧者がどのページを見ていても、アドレスバーに映るURLは全てindexページになってしまいます。
また、フレームの作りはSEOの観点から見てもあまり有効ではありませんし、フレーム未対応のブラウザでは読み込めません。
iframe(インラインフレーム)も同じ事が言えます。iframeは使い方によってはメニュー画面を指定する事で、全ページの内容を変える事なく反映させる事ができますが、レイアウトはCSSで、メニュー内容はコピペ等を活用しながら手動で反映させていく方が有利と言えます。

現在のHTML4.01では、StrictまたはTransitionalを使う事が通常です。サイト構築の中で特にフレームを使わなければいけないシーンは少ないように思います。
また2カラムや3カラムレイアウトにする時に、tableタグで表組みレイアウトをする事も控えて、なるべくCSSでアウトラインレイアウトも組んでいきましょう。
全てにおいてifrmae等の内部反映を否定する訳ではありません。その場所や目的に応じた使い方をしていく事が本来のコーディングであると言えます。

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