HTMLの特殊文字

ホームページを製作する、ネット上でブログに記事を書く。そんな時に、タイピングで文字を打っていきますが、中にはキーボードにあるボタン文字ではなく、「HTMLの特殊文字」として表記していく必要があります。
特殊文字とはこのような文字の事です。

「@  &  <  >  ©  ¥  »」

これらの中には、キーボードのタイピングで表示可能なモノもあります。しかし「&」や「¥」などはプログラム文字として使われるので、ちょっと特殊な記述をします。
特に「¥ マーク」ですが、キーボードの半角円マークを使うと環境によっては違う表示になります。

「\」・・バックスラッシュというプログラム文字で表示される事があります。
たまに見かける金額表示として、¥2,500(2,500円)と書いているつもりが、「\ 2,500」となっているサイトがあります。
基本的には文字コード等の問題や製作環境の違いから起こる現象です。バックスラッシュは欧文体で、円マークは和文体です。

上記の文字をHTML上に記述する場合には下記のようになります。(全て半角文字で入力します)

「&#64;  &amp;  &lt;  &gt;  &copy;  &yen;  &raquo;」

メールアドレスを記入する際には、「@」を直接打ち込むとスパムのエサになりますので、この特殊文字で打ち込むようにしておきましょう。
「info@sample.com」の場合は、「info&#64;sample.com」と入力します。

また別の方法として、全角の「@」を使うか、画像にするか、違う記号や文字を当てはめるかして回避する事もありますが、この特殊文字を使うとお客様が本文中からコピペして使える状態に表記できます。

「©」はコピーライト表示(フッター)に記述する際に使います。コピーライト表記は「(c)」と記述しても問題ないので、どちらでもいいですね。

「>」は、パンくずリスト(ページ内での場所表示)によく使います。「パンくずリスト」とは、主にヘッダー画像の下等にあるもので自分の居場所を表示します。
例:) トップページ > ブログ > ホームページ製作

「»」は二重の右矢印ですが、ページ案内に使用する場合が多いですね。
例えば「» トップページ」や「続きはこちら » »」などです。

別に無理に使わなくてもHPは作れますけど、いろいろな特殊文字を使うと少し表現方法も増えてきます。覚えておいて損はない文字です。

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