内部リンク切れの確認は重要

サイト構築の際には、「内部構造を作り上げておく事」が最初に手掛ける準備です。これはどういう事か。

「ディレクトリ構成の整理」
PCでいうフォルダの事をホームページの世界ではディレクトリと呼びます。このディレクトリ構成の整理とは、PCのフォルダ整理と同じ感覚です。大きなカテゴリで分けて、そのフォルダ内でサブカテゴリに分ける。
この時の階層は3階層程度で収めておくといいでしょう。あまり深くしすぎるとURLも長くなりますし、ロボットも巡回しづらい状況になる可能性があります。
例えばフォルダ名(ディレクトリ名)をikkai、nikai、sankaiとして、そこの三階層目にtest.htmlがあるとします。
URLは「http://wwwsample.com/ikkai/nikai/sankai/test.html」になります。

構造のレイアウトが出来た後は、各項目のコンテンツを仕上げていきます。そしてページとページを「内部リンク」として繋いでいきますが、この時「絶対URL」ではなく「相対URL」で構築していくと思います。

「絶対URLと相対URL」
例えばトップページ(index.html)からカテゴリ1のコンテンツ2(category1/contents2.html)にリンクする時の表記は
・絶対URL(ドメイン:example.com の場合)
 <a href=”http://www.example.com/category1/contents2.html”>コンテンツ2へ</a>

・相対URL
 <a href=”category1/contents2.html”>コンテンツ2へ</a>

となります。
逆に戻る場合はどうでしょうか。コンテンツ2はカテゴリ1という階層の中に配置される第二階層ですから、一階層上げる必要があります。
・絶対URL(ドメイン:example.com の場合)
 <a href=”http://www.example.com/index.html”>トップページへ</a>

・相対URL
 <a href=”../index.html”>トップページへ</a>

となります。
戻る場合は「../」と前に付けると一階層上に上がります。二階層上がる場合は「../../」となるわけです。
内部リンクは基本的に「相対URL」で記述していきますが、階層の違い等による内部リンク切れには細心の注意を払って構築していきましょう。
行き止まりになってしまっては、せっかく閲覧してくれているユーザーを返してしまう事になります。

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