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飲食店とホームページの関係

近年のIT産業、特にWebを使った情報配信サービスは、著しい発展があります。2000年頃はまだ一定規模やグローバルな企業しか持たなかったホームページも、この20年で個人でも気軽に持つようになっています。
趣味のページから、サークル活動の場まで、様々な用途に合わせて無料サービスから有料サイトまで、多くのWeb情報が交錯する世の中に変化してしまいました。

さて、飲食店とWeb媒体の関係を考えていきます。
私は別法人にて、ホームページ制作業務も行っているため、飲食店運営サポートとホームページ運営サポートを合わせてクライアント様に提供しています。多くのカテゴリがある職種の中で、飲食店というジャンルはWebとの相性が非常に良いものであると言えます。
皆さんが外食する場合、まずは行きつけのお店、知人の紹介のお店を考えませんか。その他には、街を歩いていて気になっていたお店や、ネットで検索して情報を集めてから検討しませんか。
誰もがPCやスマートフォンで検索して、お店の情報を探す事が当たり前の時代になってきていることを常々実感します。しかしまだまだ隔たりがあるのも事実です。

「年代や生活環境における隔たり」
PC、スマートフォンを当たり前のように触り、使いこなしている10代から30代の若者から、何となく使っている40代、必要に迫られて使っている50代、仕事で無理やり触っている60代、使ってみようと思えた70代以上の方々。
私がWebの仕事をし始めた約10年前は、40歳あたりを境に使う方と使わない方が分かれている印象でした。今は60歳あたりが分岐になっている感じがします。もちろん一般的な感覚ですので、年配の方でもタブレットを使いこなしている方も多く見かけます。

そこで飲食店のWebへの露出度を考えた時に、オーナーまたは店長やマネージャーの好き嫌い(得手不得手)で導入が分かれている面もあるように感じます。また、オフィシャルサイト、グルメサイトと何らかの形で導入されていても、有効に活用されていない店舗もあるでしょう。

「HPをどのように活用して、HPで何を求めるか」
この課題に真剣に考え、取り組んでおられる店舗はどれぐらいあるでしょうか。単にネット上に出せば任務完了といった傾向もあるのではないでしょうか。
ホームページで集客・宣伝を行い、SNSで顧客緊密化を図り、メルマガやSNS、アプリなども導入してリアルな情報を配信する。この他にもオンライン予約や個室の空き状況など、様々な活用方法があり、どこまで生かして現場との連携を取っているか。
ここにホームページの役割という大きな違い、すなわち費用対効果の差が生まれています。

「ホームページはどのように生かすか」
ホームページは業者に制作してもらうもよし、自分で作るのもいいでしょう。またキレイに作るのも、シンプルに作るのも個人差があって構わないという私の持論です。
一番重要な事は、誰に何を何のために伝え、どのようなコンバージョン、すなわち結果を引き出していけるか。ここに生かせているサイト運営なのか単にアップしているだけなのかの違いがあります。
ホームページを最大限に生かす方法、当事業所ではWebコンサルタントとしての知識と経験からもお役に立てることがあるかもしれません。

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